アクション!新宿
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2024.7.18令和6年度 第一ブロック見学会(国立競技場)
7月18日午後梅雨の晴れ間、灼熱の太陽のもとで国立競技場(設計・監理:大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所共同企業体/施工:大成建設株式会社)見学会が実施されました。TAAF第一ブロック(千代田支部、中央支部、港支部、新宿支部)から100名が参加し、国立競技場の設計責任者を担った川野久雄氏(大成建設設計本部設計部長)によるプレゼンテーションの後、二班に分けておよそ2時間にわたり、グラウンドから観覧席、競技者関係諸室、VIPラウンジ、空の杜(屋上歩廊)など主要な見どころを巡りました。風の大庇に覆われた内外の見せ場に身を置きながら、大成建設の建築・構造・設備・ランドスケープ設計担当者と見学会参加会員の間で活発な質疑応答もあり、実際の空間体験と相まった充実した見学会となりました。
限られた時間ではありましたが、神宮の杜から新宿御苑にかけて都心の豊かな森を繋ぐ、木と緑に溢れた開放的な立体公園として佇み風景に溶け込む国立競技場の姿から、その本質的価値を皆様に体験して頂くことの出来たとても有意義な機会ではなかったかと思います。
また見学会終了後、TAAF千鳥会長、各支部幹部、会員の多くの方々から、改めて今回の国立競技場見学会企画の実現と、説明した弊社設計担当者並びに関係者の皆様に対して、感動と深い感謝の意を伝えていただきました。
大成建設株式会社一級建築士事務所
川村信之